いきもの点描 vol. 52 オキナワシイリケンイモリ

おきなわワールド

2009年04月03日 11:08



 どうも。ハブ担当のマツイです。

これはオキナワシリケンイモリです。
本州などに分布するニホンイモリとよく似ていますが、
こちらの方が体が少し大きめです。
また、写真のように背中に黄色の模様が入っている個体もいます。
ハブ博物公園の近くでは雨の日など、湿気の多い日にたまに見かけることがあります
(いるところにいけばウジャウジャいるんですが)。

 興味のない人にはイモリとヤモリがごっちゃになっていることがあるようですが、
イモリは子どものころに外鰓(がいさい)というえらをもち、
水の中でえら呼吸をしているのでカエルなどと同じ両生類です。


     外鰓(がいさい)をもつ幼生

ヤモリはうまれたときから肺呼吸をし、水に入ることはなく、
ヘビやトカゲと同じ、は虫類です。
イモリは漢字で書くと“井守”というのを覚えていれば想像しやすいかも知れません。
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