いきもの点描 vol. 34 タテスジヒメジンガサハムシ
2008年03月08日
どうも。ハブ担当のマツイです。
ハブ公園では飼育しているゾウガメの餌用に裏でサツマイモを植えているんですが、その葉っぱによくついている虫が何種類かいます。
そのうちのひとつがこれ。
図鑑で調べてみるとタテスジヒメジンガサハムシという虫のようです。
大きさは5mmぐらいしかないすごく小さな虫ですが、黄緑の金属光沢のある色がとってもきれいです。
名まえの由来は、形が戦国時代の足軽などがかぶっていた“陣笠(じんがさ)”に似ているからだそうです。
じっとしているときはこの“陣笠”の下に脚と触覚を引っ込めていて、まさに陣笠のような役割をしているみたいです。
よく見ると背面のふちのほうは半透明で、下側にある黒い目がうっすら透けて見えています。
すごく変わった形ですね。